米国のビジネス環境リスク評価会社「BERI」の2013年｢投資環境リスク評価 報告書｣によると、台湾の投資環境評価は世界主要50カ国のうち第3位、アジ アでは第2位となった。

台湾は、東アジアの中心となる戦略的な地点に位置し、中国への直行便就航都市54都市、旅客機フライト670便/週、貨物機フライト56便/週、アジア5大港（東京、シンガポー ル、香港、マニラ、上海）への平 均運航時間わずか53時間である。

海陸空の運輸の発達、情報通信設備の完備、工業用土地計画の完備、利便性の高い物流運輸と交通運輸網が完備されている。
固定電話の普及率は97%以上、携帯電話普及率は95%以上に達する。WEFが2013年4月に発表した「インター ネット整備度指標」（NRI)は世界10位（アジア 2位）にランキングされている。

水電気の供給が十分で、価格も安い。2010年に法人税（営利事業所得税）を17％に引き下げ、香港やシンガポールと並んで世界でも有数の低さとなった。

台湾には優秀な技術者や管理職人材が数多く存在すると共に、エンジニアや中間管理職クラスの雇用コストはそれ程高くない。