【バンコク】排水の有効活用に取り組むヤクルトアユタヤ工場│SDGs視察
2020.11.12
現在、世界で40カ国以上もの国で成長拡大し続けている誰もがご存じのヤクルトは、1970年にタイに、タイヤクルト株式会社を設立し、翌1971年よりバンコク工場で生産を開始しました。そして更に2009年には販売地域の拡大と販売数量の増加に伴い、アユタヤ工場を新設しています。
現在、タイの地盤沈下は深刻で2030年頃には都市全体の40%が浸水被害を受けるという指摘もあり、地下水くみ上げによる地盤沈下の原因のひとつと考えられています。
タイヤクルト社のバンコクとアユタヤの工場では、地下水のくみ上げ量の削減や環境に配慮した対策として、排水設備の処理水をマイクロフィルターによって浄化し、工場内で有効利用しています。アユタヤ工場ではトイレ用水や花壇・芝生への散水に使用するなど環境えの考慮や、工場近くの住民に迷惑を掛けないように心掛けるなど、品質管理をはじめ、リサイクル活動にも積極的に取り組んでいます。
名前、または内容 | Yakult(Thailand) Co.,Ltd Ayutthaya Factory(ヤクルトアユタヤ工場) |
中心地からの移動時間 | 1時間半 |
営業時間 | 要問合せ |
見学時間(目安) | 約2時間 |
催行人数 | 1~60名 |
料金 | 有料(お問い合わせください) |
その他 | — |
視察内容
約60名収容可能の会議室にて、工場長からタイヤクルトについての会社説明があります。その後、工場のラインで、容器や、ヤクルトの中身の製造工程などを見学、また倉庫ではヤクルトの原材料のミルク(粉)の見学もできます。
さらに、水とごみ分別の見学もあり、排水処理やごみの分別をリサイクルのためにどのように行っているのか学ぶことができます。






タイSDGs関連記事
問い合わせ先
関連記事