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APECビジネス・トラベル・カード(ABTC)について


APECビジネス・トラベル・カード(ABTC)とは?

APEC域内を頻繁に出張するビジネス関係者の移動を円滑にするために、制度参加国・地域の政府が自国・地域のビジネス関係者に発行する特別なカードです。発行に際して、あらかじめ、他の制度参加国・地域の政府の了解(事前審査の承認)を得ておくことで、その国・地域への入国・入域に際して査証が免除される又は査証手続が免除されます。

弊社では、お客様に代わり申請代行・カード発行までサポートいたします!

取得のメリットは?

メリット①

ABTC有効期間内であれば、何回でも、旅券及びABTCのみで入国審査を受けることが可能です。

注1)有効期間は通常5年間ですが、旅券の有効期限満了又は旅券更新により、ABTCも失効します。

注2)査証無しで入国審査を受けることができる国は、ABTCの裏面に記載されたABTC制度参加国・地域のみです。

メリット②

ABTC専用レーンを利用し、円滑な入国審査を受けることができます。
注)中国、シンガポール、チャイニーズ・タイペイ(台湾)等については、事前承認を受けていないと(ABTC裏面に記載がないと)ABTC専用レーンの使用ができません。

  • こんな方にオススメです
  • 「APEC域内の短期出張のため、頻繁にビザ申請をされる方」
  • 「空港での入国審査に長時間並ぶ時間がもったいない!
  • 現地到着後はすぐ行動したい方」
  • ABTCを用いて可能な活動内容
  • ・短期間行われる収入又は報酬を伴わない活動
  • ・商談,業務連絡,市場調査,投資のための契約締結
  • ・納品後の報酬を伴わないアフターサービス
    等に限定されております。
    注)観光、収入を伴う事業を運営する活動又は報酬を受ける活動ではご利用いただけません。
    注)目的以外での利用の場合は、当該参加国・地域の国内法令に従い処罰される可能性があるほか、ABTCの失効手続を執らせていただくことになりますので十分御注意願います。
ABTC制度の参加国・地域

現在、19か国・地域です。
オーストラリア,ブルネイ,チリ,中国,ホンコン・チャイナ(香港),インドネシア,日本,韓国,マレーシア,メキシコ,ニュージーランド,パプアニューギニア,ペルー,フィリピン,ロシア,シンガポール,チャイニーズ・タイペイ(台湾),タイ及びベトナム

取得日数

申請から交付までにおよそ6か月程度ですが、申請状況によってはそれ以上かかる場合もございます。

お申し込みから受領までの流れ

ステップ① 弊社HPより申請代行をご依頼ください

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ステップ② お客様にて作成いただいた申請書一式を弊社までご送付ください

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ステップ③ 弊社にて書類のチェック

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ステップ④ 外務省へ提出

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ステップ⑤ 手続き完了後、カードが指定郵便先へ郵送されます

必要書類

1.商用渡航カード(ABTC)交付申請書
申請書に記入していただく署名については、必ず申請者本人が、枠からはみ出さず、明確に記入してください。また、入国審査時のトラブルを避けるため、旅券上と同じ署名を記入してください。申請書は外務省HPより

2.顔写真(45mm×35mm)2枚 
*旅券用写真サイズ(縦45ミリメートル×横35ミリメートルで顔部分が34±2ミリメートル)

*撮影後6か月以内で鮮明なもの。(白、カラーどちらも可)

 

 3.旅券の写し

*顔写真及び身分事項が記載されたページの写し(申請者の顔や身分事項が確認できるよう、鮮明なもの)を提出してください。

*残存期間について必ずご確認お願い致します。

ABTCの有効期間は原則、発行日から5年間ですが、旅券の有効期間の残り期間がが5年未満である場合には、ABTCの有効期限は旅券の有効期限と同じになります。
ABTC申請から発行までには約6か月間以上かかるため、ABTCの有効期間は約4年6か月となります。

例:2019年4月1日にABTC発行の場合、

(1)旅券有効期限:2026年12月31日→ABTC有効期限:2024年4月1日 

  =>ABTCは5年間有効

(2)旅券有効期限:2023年12月31日→ABTC有効期限:2023年12月31日
    =>ABTCは約4年6か月間有効

 

 4.在籍証明書(雇用関係を証する書類)

経営者、被雇用者にかかわらず、申請者の役職が記載された、発行後3か月以内のものを提出してください。

 

 5.所属企業等の登記事項証明書

発行から3か月以内のものを提出してください。(ア)~(ウ)いずれかに該当する場合は提出不要です。

(ア)「四季報」などからその存在が確認できる企業等である場合

(イ)個人事業主等が申請される場合などで別の資料によってその存在の証明が行われている場合。

(ウ)ABAC日本支援協議会の構成団体である日本経済団体連合会,日本商工会議所(日本商工会議所の会員である商工会議所を含む),経済同友会及び関西経済連合会の会員である場合。

 

 6.所属企業等の貿易・投資の実績を示す文書

「決算書」,「損益計算書」の関係部分のコピー

過去1年間における貿易又は海外投資を行った実績を有していることを証明する資料です。輸出入金額(又は投資金額)が記載された関係部分等、実績を示す資料を提出してください。

 

 7.所属企業等の業務内容に関する資料

会社案内(パンフレット)など。

 

 8.手数料納付書

納付者自署にはパスポートと同じご署名をお願いします。手数料納付書は外務省HPより

申請料および申請代行手数料

●申請代行手数料・・・お問い合わせください。

●申請料

・ABTC申請料¥13,100.(印紙代金)
・申請送料¥520.(ビジネスパック510)
・返却送料¥414.

(切手代金)

合計¥14,034+申請代行手数料  

11 thoughts on “APECビジネス・トラベル・カード(ABTC)について”

    1. 過日はコメントを頂きありがとうございます。
      返答が遅れ申し訳ございません。
      ご質問内容についてですが、日本の外務省へ申請される場合は日本国旅券が必要となります。日本におけるABTC申請要件のひとつに「(1)有効な日本国旅券を所持していること。」がございます。また、ABTC参加国・地域の国籍をお持ちであれば国籍地から申請いただけます。申請を希望される場合はお手数ですが国籍地のABTCチームに申請要件や申請方法等をお問い合わせ下さい。
      詳細、下記もご参照いただければ幸いです。
      https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/apec/faq.html
      ご確認宜しくお願い致します。

      SMIトラベル Web事業部
      関根

  1. 「短期間行われる収入又は報酬を伴わない活動」とありますが、ABTC参加国内で行われる展示会等で売上が発生する場合も収入とみなされ処罰の対象となるのでしょうか?ご回答宜しくお願い致します。

    1. 荒井様、コメントいただきありがとうございます。
      「短期間行われる収入又は報酬を伴わない活動であって、商談、業務連絡、市場調査、投資のための契約締結、納品後の報酬を伴わないアフターサービス等に限定」
      と定義されておりますが、活動内容の可否は渡航先の政府機関である大使館や総領事館へご確認いただくことをお勧めいたします。
      よろしくお願いいたします。

  2. 中国にABTCで入国した後、ビザを切り替える(就労許可申請したり、居留許可取得したり)事は禁止されていませんか?(報酬が伴う活動ではありません)
    ABTCで入国し、長期で滞在できるよう申請するという事です。
    ご回答よろしくお願い致します。

    1. せっかくお問い合わせいただきましたが、現地での就労ビザに関しては弊社でお答えできかねますので、
      恐れ入りますが就労先までお問い合わせいただけますでしょうか。
      何卒よろしくお願い致します。

  3. 何度でも出入り可能ということですが、例えば台湾に90日毎に出入国して継続的に(一時帰国または他国に出国)台湾に2年ほど滞在することは可能でしょうか。

    1. 台湾に関しての出入国に関しては、台湾の出入国のルールに従う事になりますが、
      そちらの詳細は申し訳ございませんが、弊社では確実な事が言えず申し訳ございません。

  4. 中国、シンガポール、チャイニーズ・タイペイ(台湾)等については、事前承認を受けていないと(ABTC裏面に記載がないと)ABTC専用レーンの使用ができません。とありますが、事前承認がない場合、一般レーンでの出入国は可能でしょうか?
    もし、事前承認が必要な場合、何をしたらよいのでしょうか?

    1. 高木様
      この度はお問合せ頂きましてありがとうございました。
      基本的にこちらの意味は、ABTCカード裏面に国名の略(3文字のコード)があるのですが、これがあるのが承認を意味しています。
      万が一すべての国の承認前に発行希望されて発行した場合にはABTCレーンは使用できません。
      もし商用でビザが必要かどうかは要件並びに各国の入国基準に準じますが、もし要件満たしていれば一般レーンで出入国は出来ます。
      こちらで言う事前承認は、記載があるかないかですので、もしない場合は引き続き審査を待ちOKになった時点で、再発行の依頼をする必要があります。
      もしご不明な点ございましたらsales@worldcompass.co.jp までお知らせ頂けますでしょうか。
      藤森

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