【シンガポール】天然の水源を持たないシンガポールが行う持続的な水供給に向けた取り組みとは?│SDGs視察
2020.10.29
東京23区ほどの小さな国土のシンガポールは天然の水源をもたない国でもあります。現在、シンガポールの水源は
- 貯水池(マリーナ・バラージなど)
- 再生水(ニューウォーター)
- 海水淡水化
- マレーシアからの輸入
の4つとなり、「マリーナ・バラージ」はシンガポールで15番目、シンガポール最大の貯水池として2008年に完成しました。水の供給源としての貯水池としての機能だけではなく、低平地を洪水から守り、また市民へ憩いの場を提供するという3つの役割を果たしています。
また、水資源確保のためだけではなく、環境への取り組みも行われており、市民の憩いの場である屋上緑化は100%再生プラスチックを使用した人口芝となり、マリーナ・バラージの建物への断熱効果があり表面温度を3℃下げるといわれています。
このようなシンガポールが国を挙げて取り組む接続可能な都市への水への取り組みや、緑化への取り組み、そして都市計画などが、マリーナ・バラージに併設している「サステナブル・シンガポール・ギャラリー」の体験型マルチメディアディスプレイを通して学ぶことができます。


名前、または内容 | Marina Barrage (マリーナ・バラージ) |
中心地からの移動時間 | 10分 |
営業時間 | 09:00~18:00(火曜休館) |
見学時間(目安) | 約1時間(09時、10時、11時、13時、14時、15時、16時、17時開始) |
催行人数 | 1~80名(20名以下がお勧め) |
料金 | 有料(お問い合わせください) |
その他 | 英語案内 |
視察内容
マリーナ・バラージに併設している「サスティナブル・シンガポール・ギャラリー」では、6つのショーケースから接続可能な都市としてのシンガポールの取り組みを学ぶことが可能です。

文字からだけではなく、興味を持って学べる仕組みがあります

ユニークなアートを通して、視覚的にも楽しみながら学べます
視覚的にも楽しみながら学ぶことができるため、小中学校生から大人まで、あらゆる年齢層の方にお勧めのプログラムです。



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