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【ホーチミン】総人口1億人に向けてベトナムが取り組む農業│SDGs視察


ベトナム料理で有名な生春巻きはライスペーパー巻かれ、フォーは米粉で作られた麺となりベトナムは日本と同様にお米の食文化です。

1986年のベトナム共産党第6回党大会で提起された「ドイモイ政策」で農業・農村の近代化をめざした市場経済の導入、1988年には個人農家請負制が導入されたことにより農業経済は飛躍的に伸び、米・製粉の輸出量がタイ、アメリカに次いで世界3位(1986年は13位)にまで成長しました。直近のアメリカ合衆国農務省データ(2020年)では、米・製粉はタイを抜き世界2位、コーヒーも同じく世界2位の輸出量の農業大国となりました。

しかしその一方で、経済成長に伴い都市化が進み、ベトナムの農業における総付加価値や農業従事者は減少傾向にあります。

2010年2015年2020年
1人当たりGDP(USD)1,317.92,085.12,563.2
農業生産指数120140138
農業の総付加価値21.018.916.2
農業での雇用(全雇用の%)48.744.036.2
産業での雇用(全雇用の%)21.722.728.4
サービスでの雇用(全雇用の%)29.633.235.4
失業率(%)1.12.12.0
国連統計より抜粋

世界人口は2050年には100億人に達するといわれており、人口増加に伴う食料の安定的な確保が課題となっていますが、ベトナムの人口も年々増加傾向にあり2020年時点で約9,730万人(UNFPAの世界人口白書2020年版の統計)、近い将来には総人口が1億人を超えるのは間違いありません。

農業離れが徐々に進む中で、農業の効率化を上げたり、農業のノウハウの継承などが課題となっています。

これらの取り組みのひとつとして “アグリテック” がありますが、アグリテックは農業の「Agriculture(アグリカルチャー)」と、技術の「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語となります。日本では「スマート農業」として、遠隔監視ロボットトラクタや、ドローンを使った農薬散布、収穫ロボットなどの取り組みが行われております。

ベトナムでも、生産成長率や品質改良などを目的とし、ホーチミンに「アグリテック(農業)ハイテクパーク」を2004年に設立しました。農業ハイテクパークはホーチミン市人民委員会の管轄となり、農作物の生産性を高める為の品種改良や、 バイオ製品などを使った研究・試験が行われています。

名前、または内容Agricultural Hi-tech Park(ホーチミン市農業ハイテクパーク)
中心地からの移動時間約2時間
営業時間08:00~16:00(テト期間不可)
見学時間(目安)約1時間
催行人数1~200名
料金有料(お問い合わせください)
その他

視察内容

ベトナム全土の農業生産を近代化し、農業効率を高めていくために、ホーチミン市が1520億VNDを投資して設立した農業研究施設「農業ハイテクパーク」には “研究開発センター” と “ビジネスインキュベーションセンター” があります。

“研究開発センター” では、農作物の品質や生産性を高める為の品種改良や、 バイオ製品などを使った研究・試験が行われており、“ビジネスインキュベーションセンター” においては、起業2年以内のベンチャー企業を中心に、ハイテク技術を農業に生かそうと考える人たちが研究や事業を行っています。

ベトナムが抱える農業の課題としての生産技術や品質に取り組むだけでなく、付加価値や生産性の向上を目標とした研究を行っています。

あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
飢餓をゼロに

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