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【コタキナバル】大自然あふれるロッジに滞在して実践するSDGs


全長560キロメートルのマレーシアで2番目に長いキナバタンガン川のほとりにある1995年にスカウに建設された「スカウ レインフォレスト ロッジ(SRL)」は、ボルネオ島のコタキナバルから飛行機で約45分のところにあるサンダカンへ、そして車で約2時間ほどの大自然あふれる場所にあります。

 

この地域は生物多様性の高い地域として知られており、世界最小の象と言われるピグミー象(ボルネオ象)、オランウータンそしてボルネオ島の固有種であるテングザルなど絶滅の危険に瀕している野生生物保護区でもあります。

スカウレインフォレストロッジは、観光客に素晴らしい野生生物体験を提供しながら、野生生物と環境に配慮した接続可能な未来への取り組みを行っているこの地域で最初のロッジです。

 

※2021年3月現在、スカウのあるエリアは外務省より「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が出ています。

※画像や情報はすべてスカウレインフォレストロッジ(SRL)の許可を得て転載しています

スカウレインフォレストロッジの取り組み

宿泊施設を選ぶときに、その施設が取り組んでいる環境への配慮について考えたことはありますか?バスアメニティーやベッドリネンの交換、そして客室に置いてある無料の飲料水のボトルなど、いろいろなホテルが今取り組んでいます。

スカウレインフォレストロッジでは施設の電気や水、そしてロッジそのものの設計・施工などにまで考慮し、また滞在客にも協力をお願いする取り組みがあります。

電気と照明

1. 省エネ電球とインバーターエアコンを設置
2. 庭と廊下はディーゼルオイルランプ、そしてレストランでは食用油をリサイクルしたライトランプを使用
3. ロッジの温水は太陽熱暖房システムから供給
4. Sustainable Practices の一環として、お客様が部屋を出る前にすべての照明とエアコンをオフにすることを奨励
5. ラウンジとレストランはオープンコンセプトで、周辺の自然光と空気の循環を取り入れる

水、廃棄物管理


1. 台所、シャワー、洗浄などすべて雨水をろ過、塩素処理して利用
2. トイレの水洗を最小限に抑え、水洗時にデュアル水洗システムを利用し、水の節約を推奨
3. 二酸化炭素排出量を削減するために、ロッジご滞在中はタオルやリネンの交換はなし
4. きれいな処理水以外は地中に排出しないよう下水処理場の設置

廃棄物管理
1. 2018年からTRAVELIFEゴールド認定を受けており、社内にはサステナビリティ委員会を設置
2. 水質汚染の影響を最大限に抑えるBIOSOLV処理システムを使用
3. Green & Sustainable Practicesの一環として、ロッジ周辺でのポイ捨て禁止
4. リサイクル可能なアイテムはリサイクルへ、ロッジには缶、ボトル、プラスチックと分別されたごみ箱を設置
5. 有機物は堆肥となり、非分解生物は分離してサンダカンに送られ、販売、廃棄、リサイクル
6. 2019年以降使い捨てプラスチックストローの使用禁止し、コミュニティに注文した竹ストローを使用。また、ロッジ周辺には無料で補充できるウォーターディスペンサーが設置されており、使い捨てのプラスチッ7クウォーターボトルの使用と販売を禁止

騒音・安全性・清潔

1. ロッジ客室内にはラジオやテレビの設置なし
2. リバークルーズ用ボートには低騒音性能とゼロエミッションのエンジンで騒音、汚染を最小限に抑え、野生動物と乗客へのストレスを軽減

ロッジの設計・施工

1. 土壌侵食を防ぐために、川岸から100フィート離れた場所で河岸保護区の外に建設。在来植物はそのまま残した自然の日陰を提供
2. 川の洪水の影響を最大限に抑え、昆虫、植物、爬虫類をs部屋に入れないようにするために地上5フィートの高床式建設

地域社会への参加、コミュニティ及び環境プロジェクト

地域社会への参加
1. 可能な限り、地域社会の雇用機会を優先。スタッフの40%はキナバタンガン川地域の住人となり90%以上が地元の先住民
2. 一貫したサービス提供の為に外部よりスタッフを採用し、入社時に英語、そしてコミュニケーション能力などの教育を導入

コミュニティ及び環境プロジェクト
1. 地元の家庭へ90以上の水タンク、3つの医療キャンプ、野生生物回廊リハビリプロジェクトの実施
2. 滞在客から保全税として1人当たり20マレーシアリンギット徴収し、キナバタンガン川の保全強化に努める

名前、または内容

Sukau Rainforest Lodge (スカウレインフォレストロッジ)

中心地からの距離

サンダカンから約2時間

営業時間

無休

見学時間(目安)

要問い合わせ

料金

有料(お問い合わせください)

その他

—–

旅行中にできるマイエコ

大自然を感じることのできる観光地にある施設だからこそ、設計時から現在の運営までさまざま点から環境保護に取り組んでいるんですね。内容を見ていると私達の身の回りでも同じように取り組みができることがあるように思いませんか?

My アクションプラン(一例)

Step 1:インプット│現状を知り、課題を発見する

日本が個人で消費するエネルギー量は、全体の約30%もあり、日々の習慣から省エネできる事がたくさんありそうです。

Step 2: プロセス│自分の身の回りに置き換えて考える

旅行中に私が出来るエコ活動はなんだろう?

Step 3: アウトプット│自分に何が出来るだろう(My アクションプラン)

・マイ歯ブラシやマイ髭剃りなどを持参し、宿泊先にある使い捨てのアメニティは使用しない
・リネンの交換を毎日依頼しない提案をしてみる

3つのステップで、あなたができる「My アクションプラン」を下記のフォームへ入力してアウトプットしてみましょう。

お送りいただいた内容に関しては、弊社サイトにて公開させていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。

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